さいみんくん

日常で使える催眠心理:「メタ認知」能力を高め、自分を客観視しよう

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催眠心理における「メタ認知」について考えてみよう。

「メタ認知」とは

「メタ認知」「メタ」とは「高次の」という意味である。つまり、認知(知覚、記憶、学習、言語、思考など)することを、より高い視点から認知するということである。「メタ認知」は、何かを実行している自分に頭の中で働く「もう一人の自分」であり、自分の思考や行動そのものを対象とし、俯瞰的に捉え、客観的に把握し認識することを指す。

要するに問題解決能力のことだ。自分には何が足りないのか、どうすべきかを自ら考え、意思決定する力といってもよい。

「メタ認知」能力が高い人ほど、自己の情動や思考の活動を客観的に捉えて評価し、制御することが出来る。 つまり、自分のことを客観的に観察し、相手への気配りができるので、恋愛でも人間関係でも適度な距離感を保ちながら付き合っていくことができる。

「メタ認知」能力を高めるための3つのポイント

自分の行動に意識を向け、できること、できないことを知る

メタ認知能力を高めるためには、まず自分にできることできないことを把握することが第一である。
自分の能力に目を背けず、現状の能力の限界を知ることで、衝動的にならず次の行動に移る際に、よりよい選択が出来るようになる。

自分の欲求を知り、やりたいこと、やりたくないことを区別する

自身を客観的モニタリングし、ある程度コントロールすることができれば、周りに左右されずに冷静な判断を下すことができる。
その行動が正しかったか、正しくなかったかを客観的に分析し、評価し、改善するサイクルをスムーズに廻すことで、判断力がより高まるわけだ。

文章化、および会話をする

自分の内側の感情をアウトプットし、客観的に自分を見つめ直すには、自分の気持ちや考えを日記やブログ等の文章に起こすことで、自分の状態を客観的に把握することができる。ただし、相手への誹謗中傷や批判などネガティブな感情は、文字にするとより強化され大きく膨らむので注意しよう。
また読んだ本の感想を言ったり、目標を語ったり、いつもより時間をかけて会話をするのも効果的である。

この「メタ認知」能力を高めると、「自覚・感情」→「考え」→「行動する」というプロセスを分けて、しっかりと認識することが出来る。「感情」によって「思考」「行動」が影響されることなく、常に高いモチベーションを保てるわけだ。次回は、簡単に出来る「観察自我」を持つ方法について紹介しよう。

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催眠心理の極意

催眠心理の極意―「メタ認知」能力を高め、「感情」と「思考」・「行動」を客観的に捉えてみよう