さいみんくん

日常で使える催眠心理:「アソシエイト」と「ディソシエイト」を使い分けよう

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NLPでもよく使われる「アソシエイト」「ディソシエイト」について紹介しよう。

「アソシエイト」と「ディソシエイト」について

「アソシエイト」とは、主観的に自分自身の視点から一体化して物事をとらえることを言い、「ディソシエイト」は、自分から分離して、相手の視点や第三者の立場に立って物事をとらえることを指す。

悩んでいるときは「アソシエイト」の状態になりやすく、湧き上がる感情に振り回されてしまうことがある。
そんな時、「ディソシエイト」の視点を持つことで、自分とは分離し、問題を客観視しすることで、解決の糸口が見えてくる。

NLPにおいて、楽しい体験や成功体験はアソシエイトする事によって、自分自身に深く刻みつける効果があり、より積極的にアソシエイトすることを勧めている。逆に悲しい体験をした時は、自分自身から切り離して眺める。つまりディソシエイトすることによって、自分自身の悲しい感情を半減させ、心理的ダメージを減らすわけだ。

この2つの視点を効果的に使い分けることで、観察自我が芽生え、感情と行動を切り離すことが出来る。具体的な方法については、次回以降解説しよう。

催眠療法での「アソシエイト」と「ディソシエイト」の使い方

催眠療法においては、どのように活用されているのだろうか。
例えば、「年齢退行」「前世療法」といった「退行催眠」と呼ばれている手法がある。

この「退行催眠」を行うと、潜在意識から何らかの深い感情が解放され、過去の記憶やトラウマが突如として吹き出し、時には感情が爆発してしまう場合がある(解除反応除反応と呼ばれているものである)

「アソシエイト」の状態で、要は今の自分と一体化してこの「退行催眠」を受けていた場合、過去の記憶やトラウマ、思い込みの深い闇に巻き込まれてしまう恐れがある。いくらセラピストが外から「これは催眠中のバーチャル体験ですよ」と呼び掛けても、クライエントはすぐには対応出来ない。自分の内側から沸き起こった感情として捉えてしまうからだ。

これを回避するために、現在では「ディソシエイト」の視点で「退行催眠」を進めるパターンが多くなっている。「今から、あなたの前にスクリーンが出てきます。そのスクリーンに過去のあなたが映しだされますが、今あなたは席に座ってそれを眺めている状態です。嫌になればいつでもそのスクリーンから離れることが出来ます」と予め前暗示に入れておけば、たとえ感情が爆発して解除反応除反応が起こったとしても、それはスクリーン上の出来事であり、今の自分から分離させ客観視させることが出来る。

こういった特徴を使い分けて、より効果的に催眠の力を発揮していこう。

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催眠心理・催眠療法の極意

催眠心理・催眠療法の極意―「アソシエイト」と「ディソシエイト」を使いわけ、効果的に催眠の力を発揮しよう