さいみんくん

催眠心理での「受け止める」と「受け入れる」の違いについて

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催眠心理での「受け止める」「受け入れる」についての違いをカイトなりに述べよう。

「受け止める」とは

「受け止める」とは、相手が伝えようとしていることについて理解を示すことである。理解することが難しい場合は、「理解しようとしている」という姿勢を示せばよい。受け入れなくても、受け止める(理解を示す)だけで相手に安心感を与えることが可能だ。

「受け止める」とは、例えば、「なるほど。そういう考え方もあるかもしれない」「あなたが~と思った(感じた)ということですね。」「~という理解でよいですか?」など、「私はあなたが言っていることは分かります」という表現を入れることである。

「受け止める」というワンクッションを入れた後、「あなたの考え方と少し違うかもしれませんが、お話を聞いていて、私は~と思いました」などと自分の意見を伝えると、否定されたように感じられることが少ない。カウンセリング中でも日常会話でも、何度でも「受け止める」ことはできる。

「受け入れる」とは

「受け入れる」とは、相手に同意し、相手の期待にそったものを提供したり、認めることである。素直に「受け入れる」ことができれば何の問題もないが、相手と意見や考えが違う場合、強制性を感じ、不愉快な気分となってしまう。

家族、友人、恋人間の人間関係を円滑にする上で、大切なことだとわかっていても、現実はなかなか難しい。お互いに自分の主張を押し通そうとするから、必死になってしまう。相手が自分を認めてくれてもくれなくても、自分はただ、相手を無条件に認めればよいのだが。

「相手の気持ちを受け入れる」とは、相手が怒りや憎しみをぶつけても、自分も怒りや憎しみをもって相手にぶつけ返すことではない。また相手の怒りや恨みつらみを、ただひたすら耐え忍んで聞き流すことでもない。
「相手の気持ちをしっかりと理解し、相手の怒りや憎しみの感情を認める」ことである。

コミュニケーションを円滑にするには

「受け止める」「受け入れる」は全く別のことである。相手と自分の価値観や意見などが違っても頭から否定するのではなく、一度「受け止める」というクッションを入れるだけで、コミュニケーションにおけるお互いのストレスを下げることができる。「受け止める」ことと「受け入れる」ことは違うことを意識するだけで、相手に安心感を与えるコミュニケーションにつながっていく。カウンセリング時にもこの考え方は大切なので、ぜひ心にとめておこう。

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催眠心理の極意

催眠心理の極意―「受け止める」「受け入れる」の違いを意識するだけで、良いコミュニケーションにつながっていく。