催眠術を掛けるときにまず大切なことをいくつかあげていこう。
その1:催眠術を掛ける際は、第一に安全確保を行う
催眠に掛かると、急に身体が弛緩したり、力が抜けてしまうことがある。場合によっては床に倒れることもある。そんなとき術師は、すぐに被験者を支えなければならない。
前のめりにならないように肩を支えたり、フラフラと身体が揺れた場合はしっかりと横でホールドを行う。頭や首を床に打ち付けると、大怪我につながる恐れもある。術師は被験者が倒れないように、身体を打ち付けないように安全確保を第一優先としてほしい。
テーブルや壁に腕や足が当たらないように、そして周りの人とぶつからないような距離を充分に確保する。被験者が安全に、そして安心して催眠術に掛かっていただくための準備が出来てこそ、一人前の催眠術師である。足を組んでカッコつけて座っている場合ではない。
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