さいみんくん

催眠術の極意:催眠術にかからない人を見極めよう

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催眠術の書籍や講座では「催眠術にかかる人の見極め方」はよく取り上げられるが、「催眠術にかからない人の見極め方」は数が少ない。今回はそんなニッチな内容を掘り下げてみよう。

なぜ「催眠術にかからない人の見極め」はしてはいけないのか!?

催眠術の講習会などでは「催眠術にかかる人の見極め」はしてもよいが、「催眠術にかからない人の見極め」はしてはいけない、と説明されることが多い。催眠術にかからない見極めをしてしまうと、その相手には催眠誘導をしなくなり、途中であきらめてしまうからである。催眠術を習い初めの頃は、練習の数をこなすために、催眠術にかからない人に対しても誘導をトライする。この段階では見極めではなく、あくまでも「予測」にすぎないからだ。
経験値が上がると、初期誘導で「催眠術にかかる見極め・かかりにくい見極め」を行い、実際に催眠現象を起こしていく過程で「見極め」が正しかったか否かを検証出来るようになる。

催眠術の成功率を高めるためのポイント

有名な催眠術師がかけても「催眠術にかからない人」は一定数で存在する。催眠術の成功率を高めるためには、「催眠術にかかる人ばかりを見極めて、選んでかけていく」のが手っとり早い方法である。特に人前で披露する場合、「催眠術にかからない人・かかりにくい人」を出来るだけ避けて、被験者選びを行う必要がある。ここでは「被験性」「被暗示性」を使い分けながら考えてみよう。

「被験性」と「被暗示性」を分けて見極める

http://saiminkun.com/hypno/197/

前回の記事でも紹介したように、ここでの

●「被験性」とは、催眠術のかかりやすさ催眠現象の起こりやすさ

●「被暗示性」とは、暗示の入りやすさ反応のしやすさ

としておこう。(これは自分なりの解釈と違いが理解できていればよい)

初期誘導では、●興味・安心・欲求を高める誘導(ボディマジック)
●被験性・被暗示性を確かめるテストを効率よく組み合わせて、その被験者は何が得意なのか(もしくは何が足りないのか)を正確に見極める必要がある。大まかに分類すると、

●被験性も被暗示性も高い人…催眠術にかかりやすい・現象が起こりやすい
(20%程度)

●被験性は少ないが被暗示性はある人…工夫次第で催眠現象が起こる可能性がある
(半数程度)

●被験性も被暗示性も少ない人…催眠術にかかりにくい・現象が起こらない
(20%程度)

である。つまり大抵の人は「何らかの現象を体感できる」わけであり、自信をもって誘導に臨もう。

「被験性も被暗示性も少ない人」の特徴について

「被験性も被暗示性も少ない人」の特徴として、

  • 催眠誘導を分析してしまう、理論派
  • 言葉に反応しない
  • 暗示を理解できない
  • 催眠術に対する抵抗が強い
  • 自分の中に落とし込むまでに時間がかかる

といった傾向がある。催眠ショーなど限られた時間内で確実に催眠現象を起こす場合、失敗を避けるために催眠術にかからない人の見極めを行う必要もある。舞台の本番で正確に見極めるためには、練習時からその目を養わなければ成功しない。「催眠術にかかる人の見極め」と「催眠術にかからない人の見極め」は表裏一体であり、どちらも必要なのである。場面に応じて見極めを使い分けることができれは、あなたも立派な催眠術師である。

※見極めについてもっと深く知りたい方はこちらをどうぞ

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催眠術の極意

催眠術の極意ー「催眠術にかかる人の見極め」と「催眠術にかからない人の見極め」は表裏一体である