さいみんくん

催眠術の極意:「瞬間催眠法」を極める目的とポイントについて

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「瞬間催眠法」ー催眠術師が「身に付けたい」と思う憧れの技術だろう。「眠って」といって指をパチンと鳴らすと、一瞬で眠ったようになる。テレビやショーなどでは欠かせないテクニックである。

「瞬間催眠法」の目的

ここで述べる「瞬間催眠法」とは、外に歩いている人にいきなりかける等ではなく、安全が確保できる部屋で、催眠術を体験する被験者にかけるという前提で説明する。
瞬間催眠法で重要なポイントは、「タイミング」「間」「見極め」である。短い時間で催眠状態を深めたい、一気に落として暗示を入れたい場合に使われることが多い。特に催眠現象の段階が変わるとき(例えば感覚支配から記憶支配に深めたい場合など)には大変有効なテクニックである。

「瞬間催眠法」に必要な催眠深度とは

残念ながら、誰でも「瞬間催眠」にかかるわけではない。何らかの運動支配・もしくは感覚支配の現象が起こり、被暗示性の高い方が「瞬間催眠」にかかりやすい。特に身体の力が抜けやすい方は、この「瞬間催眠」でさらに催眠深度を深めることが出来る。

「瞬間催眠法」での落とし方

よく見かける「瞬間催眠法」として、

  • 腕や手、肩に軽く刺激を与えて引き落とす方法
  • 目やある一点を凝視させて入れる方法
  • 香りや音をアンカーにして入れる方法
  • 大脳を大きく動かして入れる方法
  • カウントダウンを使った方法

(※ここでは頸動脈圧迫法や横隔膜圧迫法、まぶたを圧迫して入れる古来の方法は除くものとする)

個別の落とし方の説明については、次回以降に随時紹介する。

「瞬間催眠法」をかける際の注意点

安全確保を第一に、前につんのめらせず、被験者の負担が少ない落とし方を行う。周りにぶつけるものがないか、充分に配慮し、術師のポジションも座ったままでなく、斜め右より一歩入ったところで立つと、倒れた時に力を入れて支えやすい。正面前ではなく、ななめ右手側下に落とす(万一の時、術師の身体で支えられるように)のがポイントである。肩のゆるみ具合、身体の弛緩具合を確認し、催眠深度の見極めに活用しよう。

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催眠術の極意

催眠術の極意―「瞬間催眠法」は使う目的を明確にしてから、習得を目指そう