さいみんくん

催眠の深さとセラピーで出来ることについて

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「催眠中は言いたくないことを言わされたり、意識を失ってしまうのか」と質問を受けた。今回は催眠深度選択権というカイト独自の観点から述べよう。

前回の記事はこちら

http://saiminkun.com/hypno/1328/

http://saiminkun.com/hypno/396/

催眠深度と選択権について

催眠深度からの考察

催眠深度は大きく分けて3つに分類される。

  • 運動支配(軽トランス):筋肉に関する現象が起こるレベル
  • 感覚支配(中トランス):五感や感情に関する現象が起こるレベル
  • 記憶支配(深トランス):記憶や幻覚に関する現象が起こるレベル

催眠療法(セラピー)では、感覚支配(中トランス)まで入れば充分であるとされている。深く入りすぎると、セラピストとのやりとりに支障をきたす上、トラウマや悩みに関してネガティブな感情を克服できれば、一気に問題の解決に近づくからである。(ここでは通常のセラピーを想定し、前世療法やインナーチャイルドなど、スピリチュアル的な要素の場合は別とする)

感覚支配(中トランス)でセラピーを行うため、周りの声も質問もちゃんと理解でき、言いたくなければ、無理に話す必要はない。セラピストは問題解決のために誘導を行うが、答える・答えないの選択権はクライエントが握っている。
記憶支配(深トランス)以上に深めても結果は同じである。心に抱える悩みを打ち明け、感情が溢れ出るのは、クライエントがセラピストの誘導を受け入れることを選択し、開示を許した結果なのである。

プロのセラピストにさえ打ち明けられない深刻な悩みは、記憶の奥底に沈め、催眠を深めたぐらいで浮き上がってくることはない。耐えきれなくなった場合、原因不明の身体の痛みとして現れることが多く、クライエント本人もそこで気付くことが多い。

悩みを開示する・しない選択は常にクライエントにあり、それゆえ催眠療法やセラピーで解決出来るレベルには限界がある。催眠は現実的であり、過度な期待は禁物である。

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催眠の極意

催眠の極意ー全ての選択権はクライエントが握っている