さいみんくん

日常で使える催眠心理:「スコトーマ(心理的盲点)」とうまく付き合って生きよう

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「スコトーマ(スコトマ)」とは心理学的盲点である。眼科の用語で「盲点」を表すものあるが、最近では心理学の分野でも使われている。広義の意味では、視覚のみならず、聴覚、触覚などあらゆる感覚の盲点といわれている。

日常的な「スコトーマ(スコトマ)」について

日々、幾度となく画面を覗き込んでいるスマホを例に挙げてみよう。さて、ホーム画面にアプリがいくつ・どんな順番で並んでいただろうか。絵に書き出してみると、意外と覚えていないことに気付く。これが視覚的盲点である。
今度は、スマホを持ち上げてみよう。この話をする前は、スマホの重さを意識することなく持ち上げただろうが、今は改めて重さを感じるだろう。これが触覚的盲点である。
見ているのに見えていないー自分ひとりでは、なかなか気づかないのが「スコトーマ(スコトマ)」である。

RAS(網様体賦活系)について

RASとは脳幹の基底部にあるフィルターシステムで、脳が重要だと判断した事以外は遮断してしまう機能を指す。無意識のフィルターとも言われ、視界に入ってきたものを、重要なもの・重要ではないものを識別し、重要なものしか見せない脳の働きである。
RASによって遮断された情報が「スコトーマ(スコトマ)」である。

「スコトーマ(スコトマ)」とうまく付き合うには

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何かのきっかけで興味が出てくると、RASはその情報を「スコトーマ(スコトマ)」から意識に浮かび上がらせる。それが認識となり、様々な気づきをもたらす。
逆に「スコトーマ(スコトマ)」がなければ、ありとあらゆる情報が流れ込み、脳はパンクしてしまう。つまり「スコトーマ(スコトマ)」自体は、生きるために必要な脳の機能に他ならない。

コーチングやカウンセリングでは、このRASを味方につけ、自身にある「スコトーマ(スコトマ)」を外したり、うまく付き合う方法を客観的にアドバイスする。囚われから解放されるために、あえて一部を「スコトーマ(スコトマ)」で隠したり、現状の外側にゴールを設定し、新しい世界にチャレンジするために「スコトーマ(スコトマ)」を外す、といったレベルまで活用することが出来る。道を見失ったときこそ、「スコトーマ(スコトマ)」とプロのアドバイスを上手く利用して、己の可能性を広げてみよう。

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催眠の極意

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