さいみんくん

催眠術の極意:催眠状態を深める「深化法」その1:「数の逆算法」

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「催眠状態」「トランス状態」「変性意識状態」を深める手法をいくつかご紹介しよう。

「催眠状態」とは

「催眠状態」を簡単に説明すると、起きているときの「覚醒状態」と、眠っているときの「睡眠状態」の間の状態である。電車に揺られているときのまどろみ状態と言えば、イメージしやすいかもしれない。人は朝起きるときと、夜眠りにつくとき、必ず2回は「催眠状態」を体験しているあなたの脳は「催眠状態」を知っているし、身体も「催眠」を受け入れている。
フワフワしている、あたたかい、落ちる感覚、身体が揺れたり、びくっと動いたりする、すぐにいびきをかいて眠ってしまう、等々、催眠への入り方や時間、感じ方は人それぞれである。

「催眠状態」をより深める効果的な前テクニックとは

「催眠状態」をいつもより長く、そして深く味わうための効果的な前テクニックとは、ずばり「深呼吸」である。
「催眠状態」に入るポイントは、被験者をリラックスさせて、理性のガードを緩め、催眠術師の声に集中させ、相手を「催眠状態」へ導いていくことである。「身体」と「心」は相関関係にあり、常にリンクしている。身体の力を抜けば、緊張する心も落ち着き、リラックスが深まっていく。これを「深呼吸」と組み合わせ、まずは理性のガードを緩めてみよう。

前テクニック:【深呼吸の一例】

「ではイスに深く腰掛け、目を閉じてください。」

「まずは深呼吸しましょう。大きく息を吸って~。吐いて~。」

「もう一度、吸って~。吐いて~。」

「そして、ご自身のペースで、しばらく深呼吸を続けて下さい。」

「息を吐くごとに、心と身体が落ち着いてきます」

※ポイント:「単調なリズム」「ややゆっくりとした声のペース」を意識してみよう。上級テクニックとして、「イスに座って深呼吸を繰り返すと、心が落ち着き、受け入れ態勢が整う」という条件付け(アンカーリング)をしておくと、2度目からは時間を短縮して、催眠誘導が可能となる。

催眠状態を深める「深化法」その1:「数の逆算法」

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「数の逆算法」とは、数を数えて「催眠状態」を深める「深化法」である。催眠に落ちていくイメージで、数をカウントダウンすると、より効果的である。

数の逆算法:【カウントダウンの一例】

「私が数を20から逆に数えます。」

「数を数えるごとに、あなたは深~い、深い気持ちの良い世界へと入っていきます。」

「身体の力は、あなたの吐く息とともに、どんどん抜けていきます。」

「20・19・18・17・・・・・・・・3・2・1・0!」

「身体の力がすべて抜け、もうどこにも力が入りません。」

「とっても気持ちの良く、リラックスした状態です。」

※ポイント:「単調なリズム」「低めの落ち着いた声のトーン」相手の呼吸にペーシングを行い、「催眠の世界」へ導いてみよう。

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催眠術の極意

催眠術の極意ー「深呼吸」と「数の逆算法」で、より効果的に催眠状態を深めよう