さいみんくん

催眠の極意:「自己催眠」をマスターするテクニック―催眠導入(自律訓練法)編

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前回「自己催眠」で得られる効果を紹介した。今回は実際の催眠導入についてお伝えしよう。

http://saiminkun.com/hypno/1382/

「自己催眠」を成功させるための催眠導入(背景公式)

「自己催眠」を行う上で大切なのは、体を弛緩させてリラックスすることである。まずは体を弛緩させるために、自己催眠を行う前にストレッチをしてみたり、深くゆったりした深呼吸を繰り返しヒーリング系の音楽を流したり、アロマなどの香りを利用することで「自己催眠」に入りやすい環境を整える。
だんだんと体が弛緩してきたら、身体をにして余計な力が入らないようにするのも効果的である。
体に力が入ってしまいがちな方は、まず一気に力を入れてみてから、力を抜くような行動をしてみるとよい。力が抜ける感覚が徐々に伝わってくるのに気付くだろう。

シュルツ博士の「自律訓練法」について(6公式)

「自律訓練法」は、もっともよく知られるリラクゼーション法の1つであり、1932年にドイツの精神医学者J・H・シュルツ博士が始めたものである。心療内科や精神科などでも使われる手法で、わずか数分で 全身をリラックスさせることができる。
「自律訓練法」では、上記のような「背景公式」によって気持ちを十分に落ち着けてから、「からだの状態を感じる」ことから始める。第1公式では手足の「重さ」を感じ、第2公式では手足の「温かさ」を感じていく。
各公式を行うときは、いつも同じ言葉を使うようにする(言語公式)。たとえば、第1公式では、「右手が重たい」と心の中で数回となえ、右手の「重さをただ感じる」ようにしよう(受動的集中)
6つの公式すべてをしなくても、最初の2つの公式だけで十分にリラックスは得られる。1回につき、3分~5分程度が目安である。

●第1公式(四肢の重感):手足が重たい
手や足には重さがある。からだの余分な力が抜け、からだの微妙な感覚を意識できるようになると、自然と「重さ」を感じるようになる。
●第2公式(四肢の温感):手足が温かい
リラックスするほど手足の温度は上がっていく。また手足には温度があるため、十分にリラックスできると「温かさ」を自然に感じるようになる。
●第3公式(心臓調整) :心臓が静かに打っている
リラックス状態では、心臓は静かに打っている。それをただそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
●第4公式(呼吸調整) :楽に呼吸している
リラックス状態では、楽に深い呼吸をしている。それをただそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
●第5公式(腹部温感) :お腹が温かい
リラックス状態では、腹部が温まってくる。それをただそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。
●第6公式(額涼感) :額が心地よく涼しい
深くリラックスしていくと、手足や腹部が温まると同時に、額はさわやかな高原で涼しい風を受けているような感覚になっていく。こうした状態をそのままに感じることで、さらに深くリラックスしていく。

(ウェルリンク株式会社「自律訓練法をやってみよう」のWEBから引用しています)
慣れてくると、ちょっとした仕事の合間や電車の中でもできるようになる。チャレンジするにあたり、参考になる書籍も併せて紹介しよう。

参考書籍:「自分に暗示をかけると、いいことが起きる 」のご紹介

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自分に暗示をかけると、いいことが起きる

「催眠」―この言葉に対して、あなたはどのようなイメージをもっているだろうか。「三つ数えるとあなたは鳥になる~」「一つ、二つ、三つ……」と催眠術師が言うと、その通りに反応してしまう、あの魔法のような催眠術。

しかし、実は私たちの日常生活は催眠であふれています。
そして、催眠の視点から考えてみると、仕事や人間関係、人生がうまくいっている人たちは実は、知らず知らずのうちに自分自身に暗示をかける「自己催眠」を上手に使っています。

逆にいうと、意識をして自己催眠を使えるようになると、より自分の人生を好転させることができるということです。

本書では、催眠術師/催眠心理療法士として活躍する著者が、自己催眠を使って目標を達成する方法をお伝えしています。どれも驚くほどシンプルで簡単なものばかりですので、ぜひあなたの毎日にも取り入れてみてください。

目次より

第1章    「自己催眠」であなたの人生にいいことが起きる
第2章    自己催眠の超重要ポイント「言葉とイメージの力」
第3章    自分自身で確実に催眠状態に入る方法
第4章    催眠効果・暗示効果を妨げる「ネガティブな感情」とは?
第5章    無意識のうちにかけている「悪い自己催眠」を解くといいことが起きる
第6章    世界でたった一つの「オリジナル催眠音声」でいいことが起きる
第7章    もっと催眠効果・暗示効果を高める方法
第8章    シンプル! 簡単! いいことが起きるさまざまな催眠法

著者について

中井英史(なかい・えいじ)催眠術師/催眠心理療法士

1975年生まれ。マインド・クリエイト代表、日本催眠心理協会代表理事。
2006年、京都に催眠術師養成スクールを開校。催眠術師/催眠心理療法士として、各地でセミナーやイベントも開催し、「楽しくて役に立つ催眠術」を広める活動をしている。その催眠指導には定評があり、多くの卒業生を輩出している。
また、さまざまな心の悩みを抱えたクライエントのカウンセリング、セラピーを行い、催眠療法士の育成にも力を入れている。 著書に人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」がある。

著者リンク:催眠術のマインド・クリエイト

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催眠の極意

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