催眠に関心を持つ多くの人が「自己催眠」に興味があると言われている。では「自己催眠」でどのような効果が得られるのだろうか。
「自己催眠」で得られる効果について
「自己催眠」を分かりやすく言えば、イメージトレーニング、アファメーション、自己暗示といった、自分の潜在意識に語りかけ、自身の心をよい方向へと導く手法である。
勝利や成功のイメージを常に持てるように、一流アスリートのメンタルトレーニングにも取り入れられている。
効果については、
1.モチベーションをアップ(目標達成に効果大、行動がスムーズにできる)
2.緊張の緩和、ストレス解消(不安を和らげる、心身のリラックス)
3.プラス思考になる(学びを得る、気づきを得るなど)
が期待されている。
ただ、自己催眠については習得がしづらい。シュルツ博士の「自律訓練法」が有名だが、「言語公式」と「受動的集中」を体得するまでに3か月程度かかるため、途中で挫折してしまうことが多い。そんなときは「他者催眠」を体験し、催眠に入るコツを掴んだり、プロの催眠療法士(ヒプノセラピスト)から直接教えてもらうことで、効率よく習得が可能である。
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実際の催眠導入法や、暗示文の作り方については次回以降に紹介するが、早く「自己催眠」を習得したい、というあなたに、まず読んでもらいたい書籍がこちら。
「自己催眠」についての書籍「自分に暗示をかけると、いいことが起きる 」のご紹介
自分に暗示をかけると、いいことが起きる
「催眠」―この言葉に対して、あなたはどのようなイメージをもっているだろうか。「三つ数えるとあなたは鳥になる~」「一つ、二つ、三つ……」と催眠術師が言うと、その通りに反応してしまう、あの魔法のような催眠術。
しかし、実は私たちの日常生活は催眠であふれています。
そして、催眠の視点から考えてみると、仕事や人間関係、人生がうまくいっている人たちは実は、知らず知らずのうちに自分自身に暗示をかける「自己催眠」を上手に使っています。
逆にいうと、意識をして自己催眠を使えるようになると、より自分の人生を好転させることができるということです。
本書では、催眠術師/催眠心理療法士として活躍する著者が、自己催眠を使って目標を達成する方法をお伝えしています。どれも驚くほどシンプルで簡単なものばかりですので、ぜひあなたの毎日にも取り入れてみてください。
目次より
第1章 「自己催眠」であなたの人生にいいことが起きる
第2章 自己催眠の超重要ポイント「言葉とイメージの力」
第3章 自分自身で確実に催眠状態に入る方法
第4章 催眠効果・暗示効果を妨げる「ネガティブな感情」とは?
第5章 無意識のうちにかけている「悪い自己催眠」を解くといいことが起きる
第6章 世界でたった一つの「オリジナル催眠音声」でいいことが起きる
第7章 もっと催眠効果・暗示効果を高める方法
第8章 シンプル! 簡単! いいことが起きるさまざまな催眠法
著者について
中井英史(なかい・えいじ)催眠術師/催眠心理療法士
1975年生まれ。マインド・クリエイト代表、日本催眠心理協会代表理事。
2006年、京都に催眠術師養成スクールを開校。催眠術師/催眠心理療法士として、各地でセミナーやイベントも開催し、「楽しくて役に立つ催眠術」を広める活動をしている。その催眠指導には定評があり、多くの卒業生を輩出している。
また、さまざまな心の悩みを抱えたクライエントのカウンセリング、セラピーを行い、催眠療法士の育成にも力を入れている。 著書に人の心を操る催眠術「ブレイン・ハック」がある。
著者リンク:催眠術のマインド・クリエイト
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