さいみんくん

日常で使える催眠心理:「サブモダリティー」を知り、感情を手放そう

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「サブモダリティー」とは、人が五感を通して認識した際に、情報の中にある様々な構成要素のことを指す。この「サブモダリティー」の各感覚を心地よいものに変化させることで、過去の記憶に対する印象や反応を、よりよい方向へチェンジさせることが出来る。

五感で感じる「サブモダリティー」の具体例

視覚・聴覚・体感覚について、もう少し詳しく挙げてみよう。

●視覚

アングル(他人目線、自分目線).明暗.カラーかモノクロか.鮮やかかぼやけているか.大きいか小さいか.スピードの速さなど

●聴覚

音量.言葉か音か.音が豊かか.耳障りな音かどうか.店舗.明瞭感など

●触覚

場所.強度(硬いか柔らかいか).肌触り.重さ.温度.形状など

●味覚

酸味.苦味.甘み.甘み.感じる時間.感じた後の自分の気持ちや表情など

●嗅覚

匂いの具体化.刺激の強度、匂いをかいだときの自分の気持ちや表情など

催眠心理における「サブモダリティー」の活用ワークについて

ここでは、「サブモダリティー」を使って共感覚を強化し、脳を活性化させるワークをご紹介しよう。

1.まずは成功体験のサブモダリティーを書き出す

まずは練習として「好きな食べ物」の特徴を挙げてみよう。例えばイチゴが好きであれば、「赤い」「甘い」「幸せ」「フレッシュな香り」「春の日差し」など、感覚的に思いついたイメージを書き出す。

この他にも「好きなスポーツ」「趣味」などあなたの「好きなもの」を中心に、その問いかけたものを頭の中で鮮明にイメージしてみる。そして、そのイメージした五感の要素を思いつくままに書き出してみよう。

慣れてきたら、今度は嬉しかった体験や、成功体験などのポジティブな体験を思い出し、同様にサブモダリティーを挙げていこう。「明るい」「あたたかい」「歓声に包まれる」など、見えるもの、聴こえる音、言葉、体の感覚を、さらに細かく思い出そう。

2.次にそれぞれのイメージのレベルを変化させてみる

次に、先ほど挙げた感覚には、目盛りのついたスイッチがついているとイメージしてみよう。そのスイッチを上下させたり、オン・オフを切り替えることで、それぞれの状態レベルを自由に増減させることが出来る。大きくなったり、小さく感じたりといろいろ体感してみよう。

3.苦手意識のあるイメージのサブモダリティーを書き換える

今度は、苦しかったことや嫌な体験、苦手な人を思い浮かべてみる。先ほどと同様に、イメージした五感の要素を挙げ、各感覚に目盛りのついたスイッチをつけ、イメージの中で各要素のレベルを変えてみよう。

例えば、声が大きいのであれば目盛りを小さくし、少し遠ざけてみる。あるいは幽体離脱して、相手とのやり取りをから見てみよう。自分がガリバーのように大きくなったイメージを持つのも効果的だ。

ここでスイッチを切り替え、動きをコマ送りのようにスローモーションにしてみる。静止画像にするのもいいだろう。声のトーンに変え、聞こえる位置を遠ざける。同様に、過去の失敗で今も引きずっていることは、見えなくなるまでどんどんの位置にずらしてみよう。

こうしてスイッチを調節していくと、その体験に対しての感情が変わることに気付く。サブモダリティーを変化させることで、感情が変わり、受け止め方も変わる脳にはイメージと現実の区別がない。イメージに力をもたせることで、実体験のように認識させ、ポジティブに捉えなおすことが出来る。感情を解放し、より楽に人生を歩んでいこう。

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