さいみんくん

日常で使える催眠心理:「キャリブレーション」能力を鍛えるテクニックとは

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前回、「キャリブレーション(calibration)」と呼ばれている技法について紹介した。この能力を高める観察方法について詳しく見てみよう。

http://saiminkun.com/hypno/1108/

「キャリブレーション」能力を高める観察の仕方

目の前の相手に実際に起きていることを、計測、あるいは観測できる客観的事実意識で気づくことが「キャリブレーション」である。これを鍛えるには、まず主観の入り込む余地がないほど、相手の情報を観察してほしい。例えば口角の上がり具合、眉間のしわ、視線の使い方、まばたきの回数、眉毛の動き、姿勢、さらには肌の血色や瞳孔の変化など、細かい動きまで注意を払おう。

次に、その状態を声に出して描写する。「あなたは今、私を見ています。眉間にしわを寄せて、いつもよりまばたきが多く、肩が上がった状態です。手は膝の上に置き、背中を張った姿勢を保っています。呼吸はやや浅めで、話すスピードが早くなってきました。きちんとつま先をそろえて、足を床につけています」という風に。

ポイントは、推測や憶測、感情の動きを挟まずに、相手の様子を実況中継することである。そして、客観的に事実だけをとらえる練習を重ねる。

慣れてきたら、その客観的事実から相手の感情を読み取る。緊張している相手をリラックスさせたり、話を聞いたりすることが出来る。相手の嘘と隠された本音のギャップに気付くことも可能である。

相手のことを観察して理解するためのスキル―それが「キャリブレーション」であり、日常のコミュニケーションをUPさせよう。

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催眠心理の極意

催眠心理の極意―観察した事実を描写して「キャリブレーション」能力を高めよう